ふくちゃん!ふくちゃん!
私この前初めてシアバターを使ったボディクリームを作ったんだ~全身お肌スベスベになったよ♪
手荒れが気になるって言ってたから良かったね!
ハンドクリームを自分で作るって難しそうだけど、誰でもできるものなの?
セラピストMoon
材料を湯煎にかけて混ぜるだけだから不器用な私でもできたの!
今回はシアバターボディクリームの作り方を紹介していくよ
シアバターボディクリームを手作りするメリット
乾燥が気になる冬を中心にハンドクリームやボディクリームを使っている人は多いでしょう。
肌にやさしい材料を使って自分でボディクリームができたらいいと思いませんか?それ、できるんです!!!
ボディクリーム作りの材料や作り方の手順を紹介する前にボディクリームを手作りするメリットをお伝えします。
メリット① 肌トラブルが減り美肌が手に入る
手作りボディクリームに使う材料は天然のもので肌にやさしく保湿効果の高いものばかり。特にシアバターはロクシタンなどの多くの有名コスメブランドのスキンケア商品に使われているんです!
手作りボディクリームは肌を乾燥から守り、きめ細やかな美肌を作ってくれる最高アイテムなのです!
メリット② クリームの固さや香りを自分好みにできる
スキンケアやヘアケア商品って「使い心地はいいけど、香りが苦手」や
逆に「香りは好きだけど、クリームの柔らかさが好みじゃない」など
自分の好みにぴったり合うものを見つけるのが難しいと感じませんか?
手作りなら香りや材料の分量を自分で決めることができるので、自分が理想とするボディクリームが手に入りますよ!
メリット③ 少量から作れるから使い切れない問題なし
私の部屋には大量の使いかけのハンドクリームやボディクリームたちが眠っています。頂き物や自分で買った物など様々ですが、1つボディクリームを使い切るのって結構大変。私は飽きっぽいので途中で使うのを止めたこと数知れずです。
手作りボディクリームは作る量を自分で決めることができます。
保存料が入っていないので、作るときは少量で作るのがオススメ☆
ボディクリームの劣化を防げますし、もし自分好みのクリームができなかったときも1週間くらいで使い切ることができますよ!
メリット④ スキンケアにかける費用を節約できる
市販のハンドクリームやボディクリームって素敵な商品がたくさんありますが、結構なお値段しますよね。
私はアロマテラピーの勉強を始めてから色んなブランドのボディクリームやハンドクリームを購入したのですが、金額を見てビックリしたこともありました。
手作りボディクリームは「肌にやさしい良いものを使いたい、でも費用は抑えたい」というワガママを叶えてくれます。
私は色んなクリームを使ってみましたが、一番香りが気に入り、肌の状態が良くなっているのを実感できたのは自分で作ったシアバターボディクリームでした。
手作りシアバターボディクリームの活用の仕方
シアバターボディクリームは色んな用途に使うことができます!作った際はぜひ色んな使い方を試してみてください。
活用の仕方① ボディクリームとして使う
1つ目の使い方はボディクリームとして手や膝まわりなどの乾燥が気になる所に使う方法です。
今回紹介するシアバターボディクリームは保湿性がとても高く、私は使い始めてから指のささくれや膝のガサガサがなくなりました!
活用の仕方② ヘアバームとして使う
2つ目の使い方はヘアバームとして使う方法です。
髪の毛がまとまり、ツヤが出ます。クリームにラベンダーなどの精油(アロマオイル)を入れれば、香りをプラスすることができ、髪のダメージケアの効果も高まりますよ!
今回紹介するシアバターボディクリームでは髪の毛をガチガチに固め、セットすることはできないと思います。
ヘアケアや髪の広がりを抑える目的で使ってみてね。
活用の仕方③ リップクリームとして使う
3つ目の使い方はリップクリームとして使う方法です。
リップクリームとして使う場合、これから紹介するボディクリームのレシピに書かれているよりもシアバター少なめ、ミツロウを多めに入れるといいでしょう。
固めるときにスティック容器に入れれば、持ち歩きも便利です。
活用の仕方④ ハンドケア用クリームとして使う
最後の活用の仕方はハンドケア用のクリームとして使う方法です。
大切なご家族やパートナーに手作りのクリームを使ってハンドケアをしてあげることはお互いスベスベの肌を手に入れられ、肌に触れることで穏やかな気持ちになることもでき一石二鳥です☆
私はリラクゼーションセラピストとして毎日ハンドケアやフットケアを行っています。
今回作り方を紹介するシアバターボディクリームはフットケアに使用するには伸び感が足りません。
手のひらをほぐすのに丁度良い固さなので、ぜひ使ってみてくださいね♪
手作りシアバターボディクリームの材料
手作りシアバターボディクリームに使う材料を紹介していきます!
シアバターボディクリーム45gを作る際の材料と分量はコチラ
- シアバター 30g
- ホホバオイル 12g
- ミツロウ(蜜蝋) 3g
- お好みの精油 0.45ml(ドロッパー9滴) ※精油は全体の1%以下に!
シアバター
シアバターとはアフリカに生息するシアの木から取れる植物性油脂のことです。アフリカでは古くから火傷の治療や乾燥対策に使われているそうです。(ロクシタンのサイトにシアバターに関する特集がありましたので、詳しく知りたい方は下記ページをご覧ください)
シアバターのすべて、歴史から使い方まで|ロクシタン ホームページ
今回使用しているのは生活の木のシアバターです。他のメーカーが出しているよりお値段高めですが、すごく保湿力が高く使い心地がいいので私はずっとこれを使っています。
シアバターには未精製と精製のものがあります。
未精製のものは保湿力が高いですがシアバター独特の香りがあります。精製されたものはシアバター特有の香りはしませんが、保湿力が未精製のものより劣ります。
ホホバオイル
ホホバオイルはホホバの種子から取れる植物油(キャリアオイル)のことです。ホホバオイルは保湿性が高く、ヘアケアやスキンケアの商品によく使われています。
ボディクリームに使うのはスイートアーモンドオイルやアルガンオイルなどの他の植物油でもOKです!
伸び感が良く手の届く価格のため、私はホホバオイルを愛用しています。生活の木や無印良品で購入が可能です。
ホホバオイルはマッサージオイルやヘアケアオイルの材料としても使えます。
ミツロウ(蜜蝋)
ミツロウとは、ミツバチが巣を作る際に働き蜂が分泌するロウのことです。
ミツロウも高い保湿力を持ち、リップクリームやハンドクリームの原料としてよく使われています。
ミツロウには精製タイプと未精製タイプがあるよ。
未精製は見た目が黄色で保湿効果が高いですが、特有の甘い香りがします。精製タイプは見た目が白っぽく香りはありませんが、保湿力は未精製タイプよりも劣ります。
今回作ったボディクリームには未精製タイプのミツロウを使用しています。
精油(アロマオイル)
精油は植物の葉や花から香り成分を抽出したものです。
使用する際はエッセンシャルオイルと書かれている天然成分100%のものを使用しましょう。
「アロマオイル」と書かれている商品すべてが天然成分100%のオイルという訳ではありません。
購入する際はパッケージをよく確認し、「精油」「エッセンシャルオイル」と記載されているものを選ぶようにしてください。
シアバターボディクリームを作る際に必要な道具
お待たせしました!次にシアバターボディクリームを作る際に必要な道具を紹介していきます!
耐熱ビーカー
シアバターなどの材料を湯煎にかけるため、耐熱ビーカーを使用します。私は家にあるお椀を代わりに使ってやったこともあるのですが、お椀が熱くて持てなかったり、容器に材料を流し入れるのに苦労しました。
ボディクリームを今後継続的に作りたいなと思ったら、耐熱ビーカーは持っていて損はないと思います!
大きさは100ml~200mlくらいのものだと使いやすいでしょう。
計り
材料を計量する際に使います!小さめな物で大丈夫です。
鍋
普段料理に使っている小さめの鍋や深さのあるフライパンで大丈夫です!
マドラーやスプーンなど材料を混ぜる物
材料を混ぜ合わせるときに使います。私は100均で買えるコーヒーマドラーを使っています。
クリームを入れる容器
透明のものよりも遮光性のあるケースの方がボディクリームの品質を保ってくれます。
シアバターボディクリームの作り方の手順
作り方の手順を写真と共に紹介していきます。今回は45gのハンドクリームを作りました。
30gケース1つと10gケース2つに分けて保存するのにちょうどいい量です。
耐熱ビーカーに精油以外の材料を量り入れる
計りを使ってシアバター30g、ホホバオイル12g、ミツロウ3gをビーカーの中に順番に入れていきます。
各材料を入れる前に計りの数字を0にリセットすれば、材料ごとに容器を用意して計らなくてもビーカー1つで計量作業が完了できますよ!
(写真はミツロウ3gを計量し、ビーカーに追加しているときのものです)
鍋に水を入れ、沸騰したら材料の入った耐熱ビーカーを入れる
鍋に水を張り、火にかけます。グツグツと沸騰してきたらビーカーを鍋に入れ、材料が溶けるまでしばらく待ちます。
材料が溶けてきたらミツロウが溶けきるまでよく混ぜる
材料が温まってくると、黄色のオイル上になり、ミツロウの粒がふやけてきます。
写真のような見た目に変化してきたら、マドラーやスプーンで材料をよくかき混ぜましょう。
材料が溶けきったら火を止め、お好みの精油を入れさらによく混ぜる
よく混ぜてミツロウの粒が完全になくなったら、火を止めましょう。火から下ろしてお好みの精油を材料の中に入れ、さらによく混ぜ合わせてください。
クリーム容器に材料を流し入れる
混ぜた材料をクリーム容器に流し入れましょう。少し経つと材料が固まり始めるので、混ぜ終わったらすぐに容器に入れるようにしてください。
粗熱が取れたらクリーム容器の蓋を閉め、冷蔵庫に入れて2時間ほど冷やせば完成
粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて数時間置きましょう。常温保管でも固まりますが、固まるまでに時間がかかります。
作った日付や入れた精油を容器に書いておくと管理するのに便利ですよ!
手作りシアバターボディクリームの固さと使い心地
冷蔵庫で2時間冷やしたクリームを使ってみました。手に乗せると体温で溶けていき、肌馴染みも良かったです!
市販のハンドクリームやボディクリームよりやや固めの仕上がりでした。
シアバターボディクリームを作る・使う際の注意点
次にシアバターボディクリームを作る際の注意点についてお伝えします。
湯煎にかける際のお湯の量に注意!少なすぎるとミツロウが溶けない
湯煎にかける際のお湯が少なすぎるとミツロウが全然溶けてくれません。私はこれで作っているときにかなりテンパりました。
湯煎にかける時はお湯は多めに入れるようにしましょう!
使用期限の目安は1ヶ月!作りすぎに注意!
手作り化粧品は保存料が入っていないため、長持ちしません。日数が経つと香りや質感が悪くなります。
シアバターボディクリームは作った日から1ヶ月以内に使い切るようにしましょう!
【美肌効果UP】シアバターボディクリームにオススメの精油
今回作り方を紹介したシアバターボディクリームには香りづけに精油を使用しています。
スキンケアに向く精油がいくつかありますので紹介します。精油選びの参考にしてみてくださいね!
オススメ精油① ラベンダー
一番人気の精油と言っても過言ではないラベンダー!
ラベンダーの香りはお花の華やかさの中にスッキリ感があり、男女問わず好きな人が多い精油です。
ラベンダーはお肌にやさしい精油とも言われていて、多くのハンドクリームやヘアケア商品に使われています。
価格も他の精油よりお手頃なので、ラベンダーはアロマテラピー初心者の方にオススメの精油です♪
オススメ精油② カモミールローマン
私の大好きな精油です!リンゴに似た甘い香りは穏やかな気持ちにさせてくれます。ラベンダーと同じく、保湿効果が高い精油です。
ただ精油の値段がお高め。もしアロマテラピー検定を受けたことがあり、試験用精油セットをお持ちの方はそこにカモミールローマン精油が入っているのでそれを使ってみてください。
オススメ精油③ ローズマリー
ローズマリーはハーブのスッキリとした香りが特徴です。アンチエイジング効果が高いことで有名で「若返りの水」と呼ばれるハンガリアンウォーターにも使われています。
ラベンダーと同じく価格もリーズナブル☆香りが強いので、他の精油とブレンドするときはローズマリーは少量で大丈夫!
オススメ精油④ フランキンセンス
フランキンセンスはオマーンやイエメンなどに自生する木で、その樹脂から精油が作られます。フランキンセンスは古くから教会や寺院で使われてきました。
ウッディー調の中に甘みも感じられる香りは心を落ち着かせてくれます。肌の傷や炎症を鎮めてくれる効果もあります。
ラベンダーとフランキンセンスをブレンドして使うと香りに深みが出るのでオススメですよ!
オススメ精油⑤ ティートゥリー
オーストラリアに自生するティートゥリーは肌トラブルを解決してくれる精油として有名です。
私も虫に刺されたときや吹き出物ができたときにティートゥリーのオイルバームを塗るようにしています。
お薬っぽい香りで刺激が強いので、ティートゥリー単体で使うよりも他の精油とブレンドして使うのがオススメです。
オレンジ精油やラベンダー精油と一緒に使うと甘さとスッキリ感のバランスが取れた香りになりますよ☆
アロマ香るシアバターボディクリームは簡単に作れる!プレゼントにもオススメ☆
シアバターボディクリームの作り方について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
「乾燥が気になる季節はボディクリームが欠かせない!」という人も多いと思います。毎日使う物だから素材や香りにこだわり、あなた至上No.1のボディクリームを作ってみてはいかがでしょうか?
アロマスプレーの作り方も紹介しているから、精油を使って色々作ってみたい人は下の記事も読んでみてね☆
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