心と身体両方を整える手助けをしてくれるアロマテラピーですが、楽しむ際の注意事項がいくつかあります!
今回は精油の性質を紹介するよ!アロマテラピーをこれから初めたい人は使用前に読んでね♪
知っておきたい精油の4つの性質
精油(エッセンシャルオイル)の香りをアロマディフューザーなどを使って楽しむアロマテラピー。おうち時間が増えた影響なのか最近はアロマ専門店以外のお店でもアロマ関連商品を目にすることが増えてきました。
今回は知っておきたい精油の4つの性質をご紹介します。
アロマテラピーを安全にそして最大限楽しむために知っておきたい知識満載です♪
精油の性質はアロマテラピー検定の試験範囲でもあるよ!
そもそも精油って何?
アロマテラピー関連で唯一の公益法人である日本アロマ環境協会(AEAJ)は精油を以下のように定義しています。
精油(エッセンシャルオイル)は植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質、各植物に特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるもの。
アロマテラピー検定公式テキスト1級・2級|公益社団法人 日本アロマ環境協会
「アロマテラピーを始めよう!」と思ったら、まず使用する精油を買いますよね?
ここで注意が必要なのが「アロマオイル」と表記されている商品は必ずしも精油(エッセンシャルオイル)ではないということ。
アロマオイルと書かれたオイルの中には植物の天然成分以外のものを含んでいるものもあるんです。
商品のラベルに「精油」または「エッセンシャルオイル」と書かれているかを購入前に必ず確認しましょう!
【精油の性質 ①芳香性】植物ごとに独特な香りを放つ
精油の性質1つ目は芳香性です。芳香性という聞き慣れない言葉が出てくると難しく感じてしまいますが、要するに「精油にはそれぞれ香りがあるよ」ということです。
もちろん植物ごとに香りは異なりますし、同じ植物でも抽出方法の違いで香りが変わります。
精油は購入前にテスターで香りを確認すると、「想像した香りと違った!」ということがなくなりますよ!
【精油の性質 ②揮発性】液体が気体になる
精油の性質2つ目は揮発性です。精油は小皿に垂らして置いておくだけでも気体化してなくなってしまいます。
精油の入った瓶は使用後すぐにフタを閉めるようにしてください。
柑橘系精油は揮発しやすい
精油の中でもオレンジやグレープフルーツなどの柑橘系の精油は特に揮発性が高いと言われています。
香りを嗅いだ瞬間はフレッシュな果実の香りがしますが、香りの持続力が他の精油に比べると劣るのが特徴です。
柑橘系精油を他の精油と組み合わせて使うときは柑橘系精油の割合を多めにするのがオススメです♪
柑橘系精油の多くは光毒性を持ちます。柑橘系精油を使いたいと考えている人は光毒性についても知っておきましょう!
【精油の性質 ③親油性】精油は油に溶けやすい
精油の性質3つ目は親油性です。精油は油に溶けやすく、水に溶けにくい性質があります。
アロマディフューザーを使ったことがある人は分かるかと思いますが、水の中に精油を数滴垂らすと精油は表面に膜のように広がり水に混ざっていきません。
手作りアロマには無水エタノールやキャリアオイルを使用
アロマスプレーを作る場合は水と精油の他に無水エタノールが必要です。ハンドクリームを作る場合はキャリアオイルやシアバターなどが必要になります。
アロマスプレーの作り方を知りたい人は下の記事を読んでみて!
ハンドクリームの材料と作り方の手順は下の記事で紹介しています。
【精油の性質 ④引火性】火が燃え移りやすい
精油の性質4つ目は引火性です。揮発した物質に日や熱が移って燃え出す性質を引火性といいます。
精油を作って化粧品などを作る際は火のそばで精油を扱わないよう十分に注意してください!
精油の4つの性質を知り、香りを最大限楽しもう!
精油の4つの性質についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
好きな香りが見つかり、楽しみ方の幅が広がると、アロマテラピーは日々の生活に充実感を与えてくれます。
今回紹介した4つの性質を頭に入れながら、アロマライフを楽しんでください♪
アロマテラピーについて深く知りたいという人には、生活の木のアロマテラピーアドバイザー養成講座もオススメです☆