アロマテラピーを芳香浴等で楽しむ方が増えています。
今回は様々な用途で使え、気軽に香りを楽しむことができるアロマスプレーの作り方をご紹介します♪
アロマスプレーのおすすめレシピで使用する精油はアロマテラピー検定の香りテストの対象精油だよ!
アロマテラピー検定の受検を検討されている方はこちらの記事もチェックしてね☆
【アロマスプレーって?】リフレッシュだけでなく、掃除や虫除けにも使える!
アロマスプレーは精油(アロマオイル)に無水エタノールと水を混ぜて作ります。
各精油には効果・効能があります。
精油の一番有名な効果は心を落ち着かせるのを助ける沈静効果ですね!寝る前にアロマテラピーを楽しむ方が多いのは、このためです。
精油の中には鎮静効果の他にも嫌な匂いを取ってくれる消臭効果や虫が嫌がる匂いを発する防虫効果などを持つものがあります。
効果・効能から使用する精油を選ぶこともできますが、好きな香りを使ってアロマスプレーを作るようにしましょう!
沈静効果がある精油を使ったとしても、それが自分の苦手な香りだと逆に不快に感じてしまい、リラックスするどころか気分が悪くなることもあるからです。
この後おすすめのアロマスプレーレシピをご紹介しますが、それはあくまで参考までに!
現時点でお気に入りの香りがあるのなら、その精油を使ってアロマスプレーを作ってみてください。
アロマスプレーの作り方
アロマスプレー作りに必要な材料、作り方の手順、使用する精油量の目安、使用上の注意点を順番にご紹介します!
分量は30mlのアロマスプレーを精油濃度1%で作る際のものです。
アロマスプレーの材料
アロマスプレー(30ml/精油濃度1%)の材料は以下の3つ。
- お好みの精油・・・・0.3ml(ドロッパーだと6滴、スポイトだと12滴)
- 無水エタノール・・・5ml
- 精製水・・・・・・・25ml
無水エタノールと精製水はドラックストアで入手可能です!
精製水は水道水で代用してもOK!
そしてアロマスプレーを作る上で必要な物が以下の3つ。
- ビーカー
- ガラス棒やマドラー
- スプレーボトル
どれも100円ショップで入手可能です!
スプレーボトルは遮光性のあるものだと劣化を防ぐことができます。
ビーカーは作るアロマスプレーの量に合ったサイズのものを選びましょう。
私はミニサイズのビーカーを愛用しています。
アロマスプレーを作る手順
今回は30mlのアロマスプレーの作り方をご紹介します。
ステップ1: ビーカーに無水エタノール5mlを入れ、その後精油を入れてよくかき混ぜる
ステップ2:精製水をビーカーの30mlの目盛りのところまで入れ、よくかき混ぜる
ステップ3:混ぜ合わせた液体をスプレーボトルに入れたらできあがり!
スプレーボトルには、使用した精油や作成日を書いたシールを貼っておくといいでしょう。
香りが持つのは1~2週間。
アロマスプレーを作った直後はエタノールの匂いが強かったり、香りのクセが強いことがあります。作成から半日程度経つと、香りが豊かになってきますよ!
(私の場合、グレープフルーツの精油を使ったとき作成直後不快な匂いがしたのですが、翌日嗅いだらとても良い匂いになっていました!)
用途別精油(エッセンシャルオイル)の適量
アロマスプレーを作る際は精油の濃度に注意が必要です。使用用途によって精油の適量が異なりますので、用途別に精油の適量をお伝えします!
顔に使いたい場合は濃度0.5%以下
ラベンダーやカモミールローマンは保湿や抗炎症作用があり、スキンケアに使える精油です。
「アロマスプレーを化粧水代わりに使いたい!」という人は、精油の濃度を0.5%以下にしてください。
アロマスプレーを作ったら、まず肌に吹きかけて炎症やかゆみが出ないか確認するようにしましょう!
問題なければ、顔に使用してください。
顔以外の身体に使いたい場合は濃度1%以下
アロマスプレーを虫除けスプレーやデオドラントスプレーとして使用したい場合は、精油の濃度を1%以下にしましょう。
ペパーミントは肌に触れるとヒンヤリするので、暑い季節のデオドラントスプレーに最適です☆
また柑橘系の精油を使用する場合は注意が必要です!
レモンやグレープフルーツなど柑橘系の精油の多くは光毒性という性質を持っていて、
肌につけた状態で紫外線にあたると炎症などの皮膚トラブルを起こす可能性があります。
屋外でアロマスプレーを肌につけて使用したい場合は、フロクマリンフリーの精油(光毒性の成分を取り除いた精油)を使用するようにしましょう!
掃除やリフレッシュ目的に使う場合は1%以上の濃度でOK
掃除や消臭、香りを楽しむなど肌につけて使用しない場合は、精油を1%以上の濃度にしても大丈夫です!
レモングラスやイランイランなど、少量でも強い香りが出る精油はたくさんあります。
精油は少量から始め、自分の心地良いと感じる濃度を見つけていくといいでしょう。
アロマスプレーの使用上の注意点
次にアロマスプレーの使用上の注意点についてお伝えします。
子供やペットへの使用は控える
3歳未満の幼児やペットへの使用はしないでください。
香りを感じやすく、刺激が強すぎる場合があるためです。
小さなお子さんがいる方やペットを飼っている方はアロマスプレーを使用する場所に注意しましょう。
よく振ってから使う
毎回アロマスプレーはよく振ってから使用してください。精油、無水エタノール、水がよく混ざり、香りが豊かになります。
1週間以内に使うのがオススメ
手作りのアロマスプレーは、香りが長期間持続しません。作成後は1週間を目安に使い切るようにしましょう。
今回紹介した30mlは毎日使用すれば1週間以内に使い切れる量です。初めてアロマスプレーを作る際は30mlで作ってみましょう!
【香りタイプ別】アロマスプレーのおすすめレシピ
「アロマスプレーを作ってみたいけど、どんな精油がいいのか分からない」「複数の精油をブレンドして使うときの良い組み合わせを知りたい」
そんな風に思ってらっしゃる方向けに、アロマスプレーのおすすめレシピをご紹介します。
柑橘系、フローラル系、ハーブ系と香りの印象が異なるブレンドをご紹介します。
アロマスプレー作成の際の参考にしてください。
【柑橘系のフレッシュな香り】レモンベースのアロマスプレー
もぎたて果実のフルーティーでフレッシュな香りがお好みの方におすすめの精油ブレンドがコチラ!
- レモン
- オレンジ
- ペパーミント
柑橘系の精油にペパーミントを合わせることで清涼感がアップ!
ブレンドするときはレモンとオレンジの量を多め、ペパーミントは少なめにしましょう。
レモンやオレンジの代わりにグレープフルーツやライムを使うのもいいですね。
【フローラルな華やかな香り】ラベンダーベースの香り
続いてお花の華やかな香りが好きな方におすすめのブレンドをご紹介!
- ラベンダー
- ゼラニウム
- フランキンセンス
ゼラニウムはフローラル系の精油との相性がとても良く、主役のラベンダーの香りを引き立たせてくれます。
ラベンダー多め、ゼラニウムとフランキンセンスは少なめがオススメです。
心を落ち着かせてくれる夜のリラックスタイムにピッタリのブレンド。
【ハーブのスッキリした香り】ローズマリーベースの香り
最後にご紹介するのは、鼻に抜けるスッキリとした香りが好きな方におすすめのブレンドです。
- ローズマリー
- レモングラス
- ユーカリ
レモングラスはレモンに似た香りを持ち、ローズマリーやユーカリと相性抜群!
レモングラスはかなり香りが強いので少量にしましょう。
虫除けや日中集中したいときにも役立つブレンド。
アロマスプレーで好きな香りと共に暮らす生活を
アロマスプレーは好きな香りをどこでも楽しむことができる万能アイテム!
アロマスプレーを好きな精油1つで作るも良し!今回紹介した、おすすめブレンドを参考に精油を組み合わせて作るも良しです!
あなたの日常がアロマスプレーでより豊かなものになりますように。
アロマオイルを使ったハンドクリームの作り方も紹介しています。
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