セラピストのMoonです!
2021年5月にアロマテラピー検定1級をオンラインで受験し、合格することができました!
今回はアロマテラピー検定の概要とオススメ勉強法についてご紹介します。
アロマテラピー検定の受験を検討している人や効率のいい勉強の仕方を知りたい人に役立つ記事になっているよ♪
アロマテラピー検定を受けるかは分からないけど、「アロマを日常生活の中で楽しめるようになりたい」と考えている人はアロマテラピー関連講座の記事もあるのでこちらもぜひご覧ください♪
アロマテラピー検定オンライン試験の概要
アロマテラピー検定には2級と1級の2つの試験があります。同じ日に2つの試験を受ける併願受験(受験料 \13,200 ※2021年5月時点)も可能です。
まず2級と1級でどのような違いのあるか見ていきましょう。
アロマテラピー検定2級の概要
まずアロマテラピー検定2級の概要についてご紹介します。
2級は1級に比べると出題範囲が狭く、難易度としては低くなっています。
出題範囲 | 香りテスト対象精油 | 問題数 | 制限時間 |
香りテスト(香りを嗅いで精油名を答える問題) アロマテラピーの基本 きちんと知りたい、精油のこと アロマテラピーの安全性 アロマテラピーを実践する 精油のプロフィール(対象11種類) | ・ スイートオレンジ ・ ゼラニウム ・ ティートリー ・ フランキンセンス ・ ペパーミント ・ ユーカリ ・ ラベンダー ・ レモン ・ ローズマリー | 55問 | ? |
試験問題は『アロマテラピー検定 公式テキスト』から出題されます。
試験を運営するAEAJのサイトには試験時間の記載がなく私も2級は受けたことがないので正確な数字が分からないのですが、おそらく試験時間は25分~30分だと考えられます。
アロマテラピー検定2級の勉強に必要なもの
テキスト
アロマテラピー検定はアロマテラピー検定公式テキストの内容から出題されます。
公式テキストにはテスト対策用の問題はついていないので、問題演習をしたい場合は別途公式問題集の購入が必要です。
公式テキストの他にも色んなテキストが販売されており、出題範囲の解説と問題両方が1冊にまとめられているものもあります。
本屋さんで手に取り自分が勉強しやすいものを選ぶといいでしょう。
香りテスト用精油セット
エッセンシャルオイル入門セット・アロマテラピー検定2級(2020年改訂版)対応
2級の香りテストの対象精油は9種類です。私は生活の木の精油セットを購入しました。
このセットにはアロマテラピー検定の試験対象精油がそれぞれ少量ずつ入っています。
精油には香りの好き嫌いがあり高価なものも多いので、試験対策にはこのセットのご購入がオススメです!
アロマテラピー検定1級の概要
まずアロマテラピー検定2級の概要についてご紹介します。
2級は1級に比べると出題範囲が狭く、難易度としては低くなっています。
出題範囲 | 香りテスト対象精油 | 問題数 | 試験時間 |
香りテスト(香りを嗅いで精油名を答える問題) アロマテラピーの基本 きちんと知りたい、精油のこと アロマテラピーの安全性 アロマテラピーを実践する アロマテラピーのメカニズム アロマテラピーとビューティ&ヘルスケア アロマテラピーの歴史をひもとく アロマテラピーに関係する法律 精油のプロフィール(対象30種類) | ・ イランイラン ・ クラリセージ ・ グレープフルーツ ・ ジュニパーベリー ・ スイートオレンジ ・ スイート マージョラム ・ ゼラニウム ・ ティートリー ・ ブラックペッパー ・ フランキンセンス ・ ペパーミント ・ ベルガモット ・ ユーカリ ・ ラベンダー ・ レモン ・ レモングラス ・ ローズマリー ・ ローマンカモミール | 70問 | 35分 |
アロマテラピー検定1級の勉強に必要なもの
テキスト
アロマテラピー検定は公式テキストの内容から出題されます。
公式テキストにはテスト対策用の問題はついていないので、問題演習をしたい場合は別途公式問題集の購入が必要です。
公式テキストの他にも色んなテキストが販売されており、出題範囲の解説と問題両方が1冊にまとめられているものもあります。
本屋さんで手に取り自分が勉強しやすいものを選ぶといいでしょう。
香りテスト用精油セット
アロマテラピー検定1級を受験する場合、2級の精油セットに加え1級の対象精油がまとめられた入門セットAの購入が必要です!
コロナの影響でアロマテラピー検定はオンライン試験に
新型コロナウイルスの影響で、アロマテラピー検定は指定会場で行う試験から、自宅のPCなどからアクセスして行うオンライン試験(インターネット試験)に変更になりました。
2020年11月試験以降はオンライン試験化されていますが、今後感染状況の変化によりまた試験方法が変更される可能性があります。
試験に申し込む前に試験の実施方法や申込期限などをAEAJのホームページで確認するようにしましょう。
【事前準備】動作確認テストの実施&香りテスト用資材の保管
アロマテラピー検定試験の1ヶ月程前にAEAJからメールでのお知らせと香りテスト用資材が入った封筒が届きます。
ログイン設定(初期パスワードを変更して試験サイトにログインする)と動作確認チェックにはそれぞれ実施期限があります。
試験申し込みの際に登録したメールアドレス宛に動作確認テストに関するメールが届くので、メールが来ていないかこまめにチェックするようにしましょう。
ちなみに私は自宅のwifi経由だとサイトにアクセルできず、スマホでdocomoの回線からログインや動作確認チェックを行いました。
このような予測していなかった事態になる可能性もありますので、早めのログイン設定・動作確認テストの実施がオススメです。
香りテスト用の資材は試験当日に開封して、問題に解答します。
薄い小さな袋なので試験当日までなくさないよう大切に保管しましょう。
【出題率高】精油のプロフィールとアロマテラピーの歴史はしっかり勉強しよう!
私はアロマテラピー検定の1級を受験したのですが、精油プロフィールからの出題がとても多い印象でした。
特に精油プロフィールの中の科名(ミカン科、バラ科など)と植物について(精油に関するエピソードなど)理解していないと解けない問題がたくさん出題されていました。
「試験まで時間がない!」という方は精油プロフィールを何度も読んで練習問題を解きましょう!
その他の項目は精油プロフィールと比較すると出題率が低かったのですが、その中でもアロマテラピーの歴史が少し問題数が多かった気がします。
歴史はたくさん人物や書籍の名前が出てきますし、勘では正解できません。
「歴史のところが覚えられる気がしない」と絶望している方はぜひこの記事で紹介する暗記法をチェックしてくださいね!
【役立つ勉強法】アロマテラピー検定1級一発合格者が行った暗記法
試験に申し込み、これから勉強を始める人の中には
「合格できるか心配」「各精油について覚えられる気がしない」など
不安を抱いている人もいるかもしれません。
私がアロマテラピー検定1級に一発合格できた勉強方法をご紹介します。
アロマテラピー検定は選択式問題なので、単語を一言一句覚える必要はありません。
効率よく勉強すれば短期間の勉強で一発合格できる試験だと思いますので、下記勉強方法を参考に学習を進めてみてください。
【勉強のコツ】精油プロフィールはイレギュラーなものを覚える
精油プロフィールの科名と抽出方法はイレギュラーなものを覚えましょう。
科名の問題で出題率の高い精油がゼラニウム。
ゼラニウムの科名はフウロソウ科なのですが、試験対象の精油の中でフウロソウ科のものはゼラニウムしかありません。
ゼラニウムの他にもジャスミンやイランイランも科名が他の精油と異なる精油です。
このようなイレギュラーなものは試験に出題されやすいので優先的に科名を覚えましょう。
抽出方法もイレギュラーなものから覚えるのがオススメです。
ほとんどの精油が水蒸気蒸留法なのですが、グレープフルーツなどの柑橘系の精油は圧搾法、ローズアブソリュート、ジャスミン、ベンゾインは揮発性有機溶剤抽出法が使われる精油です。
イレギュラーなものを覚え、それ以外は水蒸気蒸留法だと理解しておけば抽出方法の暗記はそこまで難しくありません。
【勉強のコツ】オリジナル暗記と学習サイトの活用
歴史上人物や科名を覚えるために使った暗記方法や学習サイトをご紹介します。
アロマテラピー検定は4つの選択肢から正しいものを選ぶ問題形式です。なので、歴史上の人物や書籍は一言一句暗記する必要はありません。
覚え方を工夫して正しい答えを選べる力を付けましょう!
【暗記方法】歴史上の人物編
アロマテラピーの歴史の勉強をすでに始めている方は分かるかと思いますが、歴史分野は人物名や書物名が似たものが多く暗記するのが結構大変です。
私が独自に行った暗記方法を紹介しますので、「これ覚えやすそう!」と思ったものがあれば使ってみてください!
ヒポクラテス
古代ギリシャ人医学者ヒポクラテスは病気を医学的に捉え、現代にも続く医学の基礎を築いた人物で「医学の父」と呼ばれています。
彼が芳香植物を治療に用いていたことが「ヒポクラテス全集」から分かっています。
私はヒポクラテスに関するキーワードは「ヒイー!!!!」と覚えました。
- ヒ→ヒポクラテス、ヒポクラテス全集
- イ→医学(いがく)の父
仮面ライダーのショッカーの叫び声をイメージするとかなり記憶に残ります(笑)
ディオスコリデス
古代ローマ時代に皇帝ネロの軍医として活躍したギリシャ人医学者ディオスコリデス。
彼は植物に関する知識を「マテリア・メディカ(薬物誌)」にまとめました。
私はディオスコリデスに関するキーワードを「デマやね~」と覚えました!
- デ→ディオスコリデス
- マ→マテリア・メディカ
- や→やくぶつし(薬物誌)
- ね→皇帝ネロ
プリニウス
古代ローマ時代に博物誌家や軍人として活躍したプリニウス。
彼は自然に関する知識を「博物誌」にまとめ、そこで植物や植物薬剤についても言及しています。
私はプリニウスに関するキーワードは「プハ~」と覚えました。
- プ→プリニウス
- ハ→博物誌(はくぶつし)
疲れた日にビールを飲んだ姿を思い浮かべて覚えましょう(笑)
私のようにお酒が飲めない人はジュースを飲んでる映像で記憶するのも良さそうですね♪
カール・フォン・リンネ
カール・フォン・リンネは植物の命名方法である「二名法」の基本を作ったとされる人物です。
私はこれを「カールが二名」と覚えました。
一人をイケメン外国人、もう一人をお菓子のカールおじさんをイメージして覚えました(笑)
【暗記方法】精油の科名編
続いて精油の科名の暗記方法です!
バンレンシ科
試験対象精油の中でバンレンシ科の植物はイランイランだけです。
イランイランはフィリピンの言葉で「花の中の花」を意味します。
甘く華やかでかなり香りが強いのが特徴です。
私は「バンバン(バンレンシ科)香ってくるイランイラン」で科名を覚えました。
香りが強いってこともこれで記憶に残ります(笑)
エゴノキ科
試験対象精油の中でエゴノキ科の植物はベンゾインだけです。
ベンゾインの抽出方法は揮発性有機溶剤抽出法、抽出部位は樹脂です。
私は「ベンゾインはエゴイスト(エゴノキ科)」で覚えました。
ベンゾインを擬人化してしまいました(笑)
ベンゾイン・・・勝手に性格悪いキャラにしちゃってごめんね。
おすすめ学習サイト
アロマテラピーを漫画で楽しく学べるサイトがあり、こちらもテスト勉強に活用しました。
私も暗記のためにベンゾインを擬人化しましたが、このサイトに掲載されている漫画でも植物たちがキャラクターとなり、たくさん出てきます。
精油の特徴や歴史上の人物を楽しく暗記できますよ♪
【香りの暗記】対象精油を使ってアロマグッズを作る
最後に香りテスト対策に必要な香りの暗記方法です。
香りの暗記は対象精油でアロマスプレーなどを作り、日常的に香りに触れるのがオススメです。
アロマグッズの作り方は公式テキストに掲載されていますし、ネットで調べればたくさんの情報が出てきます。自分が使ってみたいと思う物で試してみましょう!
スプレーやクリームを作るのは面倒と言う方はディフューザーを使って芳香浴をしたり、お風呂に数滴たらして使用するのもいいでしょう。
アロマスプレーの材料や作り方の詳細は下の記事に載っているよ!
苦手な香りを無理に使おうとせず、好きな香りでアロマテラピーを楽しむのがオススメです。
(私は苦手なイランイランの香りでスプレーを作ったのですが、気分が悪くなってしまいました。暗記には良かったのかもしれませんが。。)
精油を日常生活に取れ入れたり、グッズを製作することは香りの暗記だけでなく、アロマを活用する際の精油適正量の暗記や光毒性などの注意事項の暗記にも役立ちますよ。
アロマテラピー検定の難易度は高くない!時間のない人は精油プロフィールの勉強最優先で!
アロマテラピー検定のオンライン試験の概要や勉強法について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
アロマテラピー検定試験の受験を検討している方やこれから受験するという方の多くは「香りが好き」「アロマテラピーに関する知識をつけて日常生活や仕事に活かしたい」という方がほとんどだと思います。
下記記事には、私がアロマテラピーの勉強を始めたきっかけが書いてあります。
共通点がある人はぜひアロマテラピーの知識をつけて、好きな香りを楽しむ生活を送りましょう♪
香りの暗記方法で紹介したアロマテラピーグッズ製作はすごくオススメです!
私は試験合格後の今でも毎週休みの日に好きな精油を使ってアロマスプレーを作っています。
アロマテラピーを楽しみながら学ぶことが合格への一番の近道だと思います!
アロマテラピー検定合格に向けて、勉強頑張ってください!