セラピスト、歯医者さんで接客とサービスを学ぶ

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笑顔の歯科医と歯科助手のイラスト セラピスト
セラピストMoon
セラピストMoon

接客業についている方や以前に接客のお仕事をされていた方は特にサービスを利用していて接客やサービスのクオリティが気になることってあると思います。

私は素敵な接客をしてもらったら「自分の仕事にも真似して取り入れたい!」、逆に接客で不快は思いをしたときは「こういうことはしないよう気を付けよう!」と思います。

今回の記事では、私が歯医者さんに行ってセラピストの仕事に生かせそうだな~と感じた瞬間がたくさんあったので、歯医者さんでの体験をシェアさせていただきます♪

セラピストMoonが歯医者さんで学んだこと ①受付対応の重要性

患者に書類を笑顔で見せる受付のお姉さん

私は3件の歯医者さんに行ったのですが、受付の雰囲気の違いにビックリしました!
特に新しく通うことに決めた歯医者さんと以前通っていた歯医者さんの受付の対応や雰囲気がまったく違ったのです。

通うことに決めた歯医者さんの受付

明るい挨拶で出迎えてくれます。受付の方は皆さん笑顔が素敵で、話しかけやすい雰囲気です。

通うのを止めた歯医者さんの受付

受付の方は皆クールな印象で淡々と業務をこなしている印象。笑顔も少なかったです。
私はこの歯医者さんに5年以上通ってましたが、受付の方と話すときは毎回少し緊張していました。

接客業における受付の重要性

受付はお客様とお店のスタッフが一番最初にコンタクトを取る場所です。私のお店の常連さんがお話してくれたんですが、「受付の対応がひどいお店は二度と行きたいと思わない」そうです。

接客のお仕事をされてる別のお客様は、他のお店の接客が気になるそうで
「挨拶をしない」「素っ気ない態度を取られた」
こんな対応を取られたところの印象はとても悪く、二度と利用しないとおっしゃっていました。
私もセラピストとしてホスピタリティを意識して仕事をしている立場なので、他のお店の接客は普通の人以上に気になるタイプです。

「施術は上手でも受付や電話対応がひどいとまた行きたいとは思わない」
こんな風に思う方は多いと思います。

施術の時間だけでなく、最初の受付から最後のお見送りまで気分良く過ごしていただけるようにすることの重要性を歯医者さんの受付の対応の違いを知って改めて思いました。

セラピストMoonが歯医者さんで学んだこと ②丁寧な説明の重要性

歯に関する説明をする歯科衛生士

歯の治療って口を開けている間どんなことをされているのか分からないから不安や恐怖心が出ることありませんか?
私は子供の頃歯医者さんに対する恐怖心がとても強く、小さい頃は大泣きしていましたね。
治療のときに使う機械のウィーン!!!って音聞くと今でも全身に緊張が走ります(笑)

子供の時から現在まで何件か歯医者さんに行きましたが、歯の現状や今後の治療に関する説明って歯科医院によって全然違うなって思います。
以前通っていた歯医者さんも説明に時間を割いてくれるところだったのですが、いま通っている歯医者さんの説明は感動するレベルなんです!!!

通うことに決めた歯医者さんの説明

歯の現状をCT画像を使いながら大きなモニターを使って説明してくれました。
私は細菌感染による歯茎の痛みがあり、「抜歯はできるならしたくない」という要望を事前に伝えていました。
抜歯をしない治療方法を提案してくださり、具体的な治療スケジュールも教えてくれました。
治療がうまくいかなかった場合は抜歯せざるを得ないというリスクも伝えてくれました。

通うのを止めた歯医者さんの説明

以前通っていた歯医者さんも説明は丁寧にしてくれていたのですが、今後の治療に関する提案の仕方に不信感を抱き、通うのを止めました。

その歯医者さんはインプラント治療(抜歯して、人工の歯を顎の骨に埋め込む治療)を強く薦めてきたんです。
他の治療法として根管治療(いま通っている歯医者さんで受けている治療。歯の根っこを掃除して細菌をなくす治療)やブリッジ治療も提案がありました。
ですが、インプラント治療以外はネガティブ要素をを強調され、「根管治療は成功確率がとても低いです。抜歯してインプラント治療がベストだと思います。」と何度も言われました。
私は「抜歯はしたくない」という要望を伝えていたのですが、抜歯が必要で治療費が高額なインプラント治療激押しの姿勢は最後まで変わらなかったんです。

そしてインプラントの治療額について尋ねても、ふわっとした回答しかしてもらえなかったです。
インプラントは保険適応外なので治療費がとても高いんです。歯医者さんによって金額も数十万単位で違うこともあります。

説明を聞いて、「この歯医者さんはインプラントでたくさん利益を上げることを最優先に考えてるんじゃないかな?」と不信感を抱き、通うのを止めてしまいました。

接客業における丁寧な説明の重要性

今回患者として複数の歯医者さんで説明を聞いて、「お客様のお悩みや要望に寄り添った説明と提案の重要性」を感じました。

お店として押しているコースや物販品があることは多いと思いますが、そのサービスがすべてのお客様に合っているとは言えないと思います。

お客様の要望や悩みを伺った上で

「現状をお伝えする」
「お客様に最も合ったものをご提案する」
「複数の選択肢をお伝えする」
「メリットだけでなく、デメリットも合わせて伝える」

上記のことを意識して説明することで、お客様は「この人は私の悩み解決のために本気で考え、提案してくれている」と感じていただけるのではないかと思います。

セラピストMoonが歯医者さんで学んだこと  ③施術中の声かけの重要性

治療をする歯科医と歯科助手

セラピストの仕事を始めてから初めて歯医者で治療を受けたとき「あれ?結構ボディケアの施術と歯の治療って共通点多いかも!」と思ったんです。

セラピストの施術と歯医者さんの治療の共通点

以下がセラピストが行うボディケアの施術と歯医者さんが行う歯の治療の共通点です。

  • お客様は目元にタオルをかけ、視界が遮られた状態
  • お客様のデリケートな部分(普段他人に触れられる機会が少ない部分)に触れる

通うことに決めた歯医者さんの治療中の声かけ

これからどういう治療をしていくのか事前に教えてくれ、その後治療を開始します。
治療中もあとどれくらいで治療が終わるのかを伝えてくれます。

通うのを止めた歯医者さんの治療中の声かけ

声かけは「口を開けてください」「痛みがあったら、手を上げて教えてください」くらいで、実際に歯の中をいじっているときは声かけなし。
どんな治療を行ったかは治療が終わった後に教えてくれました。

【おまけ】セラピストMoonがハマっている宮崎歯科医院さんのYoutube

私は歯の根管治療をすることになってから、歯医者さんで行う治療について知りたくて、Youtubeや記事などで情報収集するようになりました。
この歯医者さんのYoutubeは歯に関する知識がない人にも分かりやすく、歯の治療法や治療の際に使う機材について説明してくれています。
また実際の治療の光景をノーカットで見ることができ、この歯医者さんの声かけがとても素晴らしく感動しちゃってます。
普段の接客にもとても参考になるので、ご興味ある方はぜひ見てみてください!

リラクゼーションサロンに来るお客様、特に身体をほぐしてもらうのが初めての方は緊張していることが多いです。
施術中の会話でクスッと笑っていただき、身体の緊張が緩んでくるとセラピストもお客様も肩の力を抜いて施術ができると思います。

歯の神経を取ったのに、なぜ痛い?《根管治療後、なぜ痛い?その原因は?》破折器具(ファイル)を取り除く実際の様子

セラピストMoonが歯医者さんで学んだこと  ④気配りアイテムの重要性

ピンクと白のハートマーク

ちょっとした気遣いを感じられると、とても嬉しくホッコリした気持ちになりませんか?
私が通い始めた歯医者さんには接客や治療以外にも感動した部分がありました。
それはお客様視点に立った気配りアイテムです!

通うことに決めた歯医者さんの気配りアイテム  リップクリーム

リップクリーム

歯の治療受けてるとき唇がカッサカサになった経験のある方は多いのではないでしょうか?
私は北極に行ったのか?ってくらい唇パリパリのカサカサになります。(北極実際に行ったことないけど)

いま通っている歯医者さんは治療開始するときや治療途中にリップクリーム(ワセリン)を塗ってくれます。
これにとても感動しました!おかげで、この歯医者さんの治療中は唇の潤いをキープできています♪

通うことに決めた歯医者さんの気配りアイテム マスクケース

マスクケースに入ったマスク

コロナウイルスが流行してから、マスクをつけての外出は必須になりました。
歯医者さんや美容院、私が働くリラクゼーションサロンなど身体に触れる機会のあるお店ではお客様がマスクを取る場面もあると思います。

私が通う歯医者さんには施術台の近くにマスクケースが置かれていて「ご自由に使ってください!」と声かけがあります。
こういう気遣い、とても嬉しいですよね!

通うことに決めた歯医者さんの気配りアイテム 季節を感じるお菓子や掲示物

節分の文字

私が2月の節分の時期に歯医者さんに行ったとき、受付に「ご自由にどうぞ!」とメッセージが書かれたBOXがあり、「何かな?」と見てみると小袋に入った節分の豆が置かれていました。
院内の装飾も鬼や豆が書かれていて季節を感じられるようになってました。

時期に合わせて装飾や置物を変えていると、毎回新鮮味があっていいですね!

セラピストMoonが歯医者さんで学んだこと  ⑤情報発信の重要性

WEBSITEのトップページのイラスト

情報発信のやり方や配信頻度、記載されている内容の濃さってお店によって結構違いますよね。
いま通っている歯医者さんの情報発信もすごいな!と感じたのでどんな内容なのかシェアさせていただきます。

WEBサイトで情報発信

歯医者さんのWEBサイトをいくつか見てWEBでの情報発信に力を入れているところ、そうでないところの差がかなりありました。
いま通っている歯医者さんはホームページで特徴や歯科医院の雰囲気が伝わる内容になっていました。
具体的にいいな!!!と思ったのは以下の3点です。

  • 院内の写真、スタッフの写真が多い
  • 歯科医院の特徴や理念が分かりやすくまとめられている
  • 受けられる治療と治療費の記載がある

歯科医院の掲示物で情報発信

私は歯医者さんの掲示物はかわいい物が多く、待ち時間に見るのが好きです♪

おすすめの歯ブラシなどの紹介をしている掲示物は前に通っていた歯医者さんでも見たことがあったのですが、いま通っている歯医者さんには他の歯科医院にはないユニークな掲示物がありました。

それは歯科医院の地域貢献活動記録の紹介をしている掲示物です。
この歯医者さんは畑を借りて無農薬で野菜を育てているらしく、取れた野菜の紹介や患者さんが作業を手伝ってくれたことなどが記載されていました。
その掲示物を見なければ、こういう取り組みをしていることを知る機会はなかったと思います。

店内掲示物は「おすすめ商品や特典を伝える」だけでなく、「自分のお店の取り組みを伝える」ことにも活用できるんだなっと感じました。

セラピストが歯医者で学べることは多い!キレイな歯で接客するためにも定期的に通おう!

まさか歯医者さんで自分の仕事に生かせる発見がたくさんあるとは思っていませんでした!
お客様の身体に触れる仕事というのは他の仕事以上にお客様への声かけや気遣いが大事になってくる仕事だと感じています。

セラピストMoon
セラピストMoon

私は「セラピスト歴は短く技術や知識はまだ乏しいけど、お客様への気遣いだけは人一倍しよう!」と意識して仕事をしています。

ふくちゃん
ふくちゃん

Moonが指名数を上げるために実践したことをまとめた記事もあるよ♪

きれいな歯を保つため!そして自分の接客に生かすため!に今後も継続的に歯医者に通おうと思います。

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