セラピスト1年目を終えて思うこと

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初心者マークを持つひよこ セラピスト
セラピストMoon
セラピストMoon

私は2020年3月にセラピストとして働き始め、あっという間にセラピストデビューから1年が経ちました。
この1年間でセラピストとして働く中で業界や仕事について感じたことをまとめてみました。

ふくちゃん
ふくちゃん

Moonが指名数を短期間でアップさせた方法リラクゼーションセラピストの仕事について具体的に紹介している記事もあるから合わせてチェックしてみてね♪

【コロナによる客数減や休業】セラピストは非常時に影響を受けやすい

赤文字でSorry,Closedと書かれたホワイトボード

私が働き始めた2020年3月はコロナウイルスの感染者数が増え始めた時期でした。
お店が入っている商業施設に来るお客様も日に日に減っていったのを覚えています。
4月上旬に緊急事態宣言が発令されたからは、特にお客様の減りが顕著でした。
特に夜は館内はゴーストタウンのように人がいなく、暗い状態でしたね。

私が働くお店も1ヶ月半ほど休業しました。
幸い私は休業手当をもらえましたが、サロンの中には1円も休業手当が支給されなかったところもあったと聞いています。
また歩合制で働くセラピストさんは施術に入った分給料が増える仕組みです。なので、お店自体が休業してしまったら収入はなくなってしまいますよね。

「ボディケア」や「もみほぐし」、「マッサージ」は時間とお金に余裕があるときに利用する方が多いサービス。
非常時は利用を控える人が多いのが現状です。
コロナウイルスの流行を通して、この仕事の不安定性を感じました。

通い続けてもらうことの難しさ

うつ伏せで気持ちよさそうに施術を受ける女性

セラピスト1年目の1年間で約20人の方が私を指名して施術を受けてくださいました。
しかし、現在も通ってくださっている方は20人のうち半分以下の7人です。

予約を取って定期的にほぐしたいという方もいれば、疲れが気になるときだけでいいという方も多くいらっしゃいます。
また通い続けたくても、「コロナが心配」「家族が病気になり、通えなくなった」「転勤することになった」など様々な事情で来店が途絶えるケースがあります。

指名のお客様は私の仕事へのモチベーションを上げてくれ、お話することで気持ちも軽くしてくださるかけがえのない存在です。
いつ突然ご来店できない状況になるか分からないからこそ、毎回の施術を丁寧に楽しみながらやっていきたいなと思いました。
そして来店が途絶えたお客様がまた「ボディケアを受けたいな~」と思ったとき、担当セラピストとして選んでいただけたら最高だなと思っています。

【身体はみんな違う】ボディケアの奥深さ

膝や腰、肩の痛みから来る様々な症状に苦しむ男性

「肩や首の疲れが気になる」「頭痛がひどい」「腰が痛い」などお客様は様々な不調を訴えてご来店されます。
1年間働いてみて分かったのは、疲れが気になる箇所は一緒でも、コリの原因となる筋肉は人それぞれ異なるということです。

肩こりを例にあげると、デスクワークの人と荷物の運搬作業をする人とでは硬くなっている筋肉が異なります。
なので、その人の普段の身体の使い方や身体の歪みに応じて施術のやり方を変える必要があるのです。

私は知識量が不足しているので、細かな施術の使い分けはまだできていないと思います。
今後も知識と手技のアップデートをしながら、どんなお客様にも対応できるセラピストになっていきたいです!!!

セラピスト歴の長さが必ずしも経験値の多さや施術の上手さに比例しない

じょうろで木に水をやる女性と伸びる木の幹の棒グラフ

お客様の中にはセラピスト歴の長さを基準に担当セラピストの指名やNGを出す方がいらっしゃいます。
「長くやっている=経験豊富で上手」という考えが浮かぶのは自然なことだと思います。

仕事の経験がある方なら分かると思いますが、新人でも仕事ができる人、社歴は長いけどあまり仕事ができない人はいますよね?セラピストも同じです。
歴が長い&勉強熱心&ホスピタリティ溢れるセラピストが最も優秀で結果を残すと思いますが、自分の努力次第でセラピスト歴が短いうちからお客様の信頼を得ることは可能なんだと1年間働いて思いました。

またセラピストは雇用形態が人によって異なるため、勤務日数・時間が大きく異なります。
例えば歴3年で週に2日・1日5時間勤務のセラピストと歴1年で週5日・1日8時間勤務のセラピストがいるとします。どちらのセラピストの方が働いた総勤務時間数が多いでしょうか?
答えは歴1年のセラピストの方が総勤務時間数は多くなります。
所属しているお店が繁盛店かどうかも施術の経験数に大きく影響するでしょう。

セラピスト2年目もたくさんのことを学び、吸収してお客様が喜ぶサービス提供ができる存在になっていきたいです!
そしてお客様に「この人は歴が短いけど、上手だな。また施術を受けたいな。」って思ってもらえたら、最高だな~と思っています。

【ボディケアだけがセラピストの仕事ではない】人と人との触れ合いがある仕事の価値

笑顔のハートマーク

「心地の良い強さで身体をほぐせる」だけなら、正直マッサージ機でその欲求は満たされる時代が来ている、もしくはすぐに来ると思います。
ですが人と気軽に会えない年にセラピストとして働いて感じたのは、お客様の多くは身体をほぐす目的だけでなく、セラピストと雑談がしたいからリラクゼーションサロンに通ってくださっているということでした。

私は指名してくださっているお客様から「マッサージが気持ちよくて来ているっていうのもあるんですけど、Moonさんとのお話が楽しくて通ってるっていうのが大きいですね!」と言っていただけたことがあります。
セラピストが行うのは治療行為ではなく、リラクゼーション。癒やしの時間やサービスを提供する仕事です。
「セラピストとの交流」と「癒やしの空間で身体をほぐしてもらう」。この2つの目的のために継続して通ってくださる方が多いのではないかと思います。

セラピストの仕事は非常時客数が減り、不安定性はあります。ですが、人との触れ合いが減っている今だからこそ価値のある仕事だと1年間働いてみて感じました。

セラピストの仕事は不安定性があるが、楽しくてやりがいがある!

肩甲骨ボディケア

セラピストの仕事は私の心と身体の健康にもつながっているので、今後も楽しく仕事しながらセラピストとしてスキルアップしていきたいです!

当ブログではセラピストの方やリラクゼーション全般に関心のある方向けの記事を定期的に投稿していきます!
ぜひ他の記事も読んでいただけたら嬉しいです。

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