リラクゼーションセラピストの中には
「セラピストとして働き始めたけど、指名がもらえない」
「指名がなかなか増えない」
という悩みを持つ人がいらっしゃると思います。
- 指名をどうやって取るのかを知りたい
- 指名を増やす方法を知りたい
- なぜ自分が指名が取れないのかを知りたい
こんな風に思っている人はぜひこの記事を最後まで読んでみてね!
新人セラピストが一度は思う「指名を取れる気がしない」
技術研修を終了してセラピストデビュー!
同じお店で働く先輩の中には指名数が多く、いつも忙しくしている人もいるでしょう。
そんな優秀なセラピストと一緒に働いていると
「私なんかを指名してくれる人なんているの?」と不安に感じることもあるはずです。
私が初めて指名をいただけたのは、入店から2ヶ月程経った頃でした。
ひとそれぞれ初指名をいただけるタイミングは異なりますので、
まだ指名がない人は焦らず1回1回の施術を丁寧に行っていきましょう!
経験を積まないと指名は取れない?答えはNOです!
「経験も技術も先輩セラピストに劣る自分を指名してくれる人なんているの?」と思うこともあるでしょうが、セラピスト1年目の新人を指名してくれるお客様は必ずいます!
それはリラクゼーションサロンがボディケア・空間・コミュニケーションで癒やしを提供する場だからです。
身体の不調をどうにかしたいとだけ思うなら、病院に行くはずです。
人と人には必ず相性があるので、すべてのお客様が歴が長く技術力の高いセラピストを指名するわけではありません。
お客様があなたに対して「話していて心地良い」「好みの圧」と感じてくだされば、次回指名してくださいます。
繁忙期は新人が指名を増やす絶好のチャンス!
リラクゼーション業界の繁忙期は夏(7月~9月)と大型連休(ゴールデンウィークや年末年始)です。
私は2年半ほどこの業界で働いてますが、新人は繁忙期が最も指名が伸ばしやすいと感じています。
下記2つの理由で、繁忙期は新人が指名客の獲得がしやすい時期だと思っています。
- 新規のお客様が増えるから
- 人気セラピストは指名のお客様以外の施術に入る余裕がないから
普段ほぐす習慣のない人がふらっとリラクゼーションサロンに来るのがこの繁忙期の時期です。
「この人いい!」「このサロンなら通ってみたい!」と思っていただくことができれば、
そのお客様は新たな指名客となります。
指名数の多いセラピストは基本的に1年中忙しいです。
特に繁忙期は「お客様の来店頻度が上がる」、「離れていたお客様が戻ってくる時期」なので
人気セラピストは指名をしないフリーのお客様に入る余裕がないのです。
結果として、繁忙期は指名客の少ない新人やセラピストがフリーのお客様を担当する機会が増えます。
繁忙期に指名を増やせれば、「閑散期に施術入れなくて辛い」という事態を
防ぐことができるよ!
私がセラピスト1年目で短期間で指名を増やせたのは、
年末年始に担当したお客様からたくさん指名をいただけたからでした。
指名を増やすためにやってほしい5つのこと
「繁忙期は指名を増やす絶好の機会」とお伝えしましたが、そのチャンスを掴めるか掴めないかは
セラピスト次第です。
指名数を増やすために取り組みやすいことを5つピックアップしました!
丁寧な接客
繁忙期は毎日忙しく、お客様が次々やってくるので接客態度は意識していないと悪くなってしまうこともあるでしょう。
忙しいときこそ笑顔でいることを忘れず、ご案内やご説明は丁寧に行いましょう!
接客の丁寧さは新人さんでもお店トップを狙えるはずです。
特に施術にまだ自信が持てないという人は丁寧な接客を心がけてみてください。
丁寧な施術
働き始めて少し経つと「お客様の身体に圧を加えること」に良くも悪くも抵抗がなくなります。
施術中の緊張感・集中力の低下は「揉み返し」や「施術事故」につながることも。
クレームや訴えを起こされたら大変です。
繁忙期は初めてリラクゼーションサロンを利用されるお客様、数年ぶりにボディケアを受けるお客様が増える時期です。
「圧の強さの確認」と「触れられたくない箇所の確認」は必ず行いましょう!
また施術中にお客様の手足を動かす場合は声かけをしながら体勢を変えるようにしてください。
お客様はタオルで視界が塞がれた状態です。
圧や体勢の変化でビックリさせないよう、セラピストが配慮することが大切です。
解剖学の知識をつける
施術の精度を上げることはとても大事なのですが、これはどうしても先輩や講師に施術チェックをしてもらう必要があり、その時間を繁忙期に作るのは難しいです。
筋肉や身体の仕組みに関する知識を増やしましょう!
解剖学を学ぶと筋肉の場所が正確に分かるようになります。
その結果お客様に合わせた施術ができるようになります!
これから解剖学を学ぶ人におすすめの2冊がコチラ↓
お客様へお身体の状態を伝える
お客様の中には「よく肩がガチガチって言われます」「私の身体バキバキですよね?」と
施術中におっしゃる方がいます。
その発言に対して「そうですね~硬いですね~」とだけ返すのは、セラピストでない人でもできることです。
「肩や腰のコリ・ハリに左右差はないか」
「肩が辛くなってしまう原因として考えられるのは何か」
「身体の不調を軽減させるにはどうすればいいのか」
こういうところまで話ができると、お客様からの信頼度がグンと上がります。
身体に関する知識がアップデートできてないセラピストはだいたい「硬いですね」としか返せません。
知識を増やしてお客様へのアドバイスのクオリティを上げていきましょう!
ほぐしていて気になることがあったら、先輩セラピストに積極的に質問してみましょう!
自分のセラピストとしての強みを知る
圧の強さや雰囲気は人それぞれ異なります。
そのためセラピスト歴が短くても、「この人が自分には一番だ!」と思ってくださるお客様は
必ず存在するのです。
- 自分が話しやすいと感じるお客様
- 施術を褒めてくださるお客様の好みの圧
この2つが分かってくると、自分の強みを活かして指名を増やすことができます。
職場の人間関係が良好なら、自分が施術しやすいお客様について
同僚や店長に伝えておくのがおすすめです。
自分と合いそうなお客様がご来店されたときに施術に入る機会をくれるかもしれません。
予約サイトにスタッフページがあるのなら、そこに自分の施術の特徴や趣味などを書いておくと
指名予約に繋がりやすいですよ!
指名に繋がりやすいクロージングの流れ
先日入店間もない新人さんに「皆さんはどうやって指名をもらってるんですか?きっかけになる言葉とかあるんですか?」と質問されました。
私の場合は、施術後まずお客様へ下記3点をお伝えしています。
- 今日のお身体の状態
- 疲れを溜め込むと起こりうる身体の不調
- 次回施術を受けるおすすめのタイミング
ここで次回のご予約を取らず指名獲得とならなかったときは
気にしないでください。
後日オンラインや電話予約で指名してくださるケースが結構あります!
その後、「次回の予約取っていきます!」と言っていただけたときに
次回の担当者に関するご希望を伺いましょう。
担当者指名にお金がかかる場合はそのことを必ず伝えましょう。
人によってクロージングのやり方は異なります。
(セラピストの中には「次回私指名でどうですか?」とかなりダイレクトな提案の仕方をする人もいますよ。)
職場の先輩のやり方を聞いてみて、自分がやりやすい方法を見つけるのがいいでしょう!
セラピストにとって繁忙期は成長のチャンス!
リラクゼーションセラピストの指名の取り方・増やすためにやるべきことについてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?
繁忙期は接客・施術ともに成長するチャンスです!
この期間の仕事の取り組み方で閑散期の成績が大きく変わってきますよ。
いま指名がなくても大丈夫!
あなたの施術・接客を気に入ってくださるお客様は必ずいます。
コツコツ努力して人気セラピストになっちゃおー!