こんにちは!リラクゼーションセラピストのMoon(ムーン)です!
私は以前IT企業で事務やマーケティングの仕事をしていましたが、転職しリラクゼーションセラピストになりました。
リラクゼーションセラピストとは簡単に言うと「癒やしを感じられる空間でお客様の身体をほぐす仕事」です。
この記事を読んでいる方の中には
「リラクゼーションセラピストへの就職、転職を検討している」
「家族や恋人にマッサージをしてあげるのが好きで、リラクゼーションセラピストの仕事に興味がある」
このように思っている方がいらっしゃると思います。
この記事ではリラクゼーションセラピストの仕事内容、仕事のメリット・デメリット、向いているタイプ、転職活動の流れをご紹介します。
現役セラピストがこの仕事のリアルをお伝えします!今後の仕事選びや転職活動にご活用ください。
現在学生でリラクゼーションセラピストのアルバイトに興味がある人はこの記事もオススメだよ!
リラクゼーションセラピストの仕事の特徴と主な業務内容
リラクゼーションセラピストが「身体をほぐす仕事」というのは皆さんご存じかと思いますが、ボディケアしている以外の時間は何をしているのかイメージできないかもしれません。
主な業務内容と仕事の特徴をご紹介します。
リラクゼーションセラピストとして働くイメージを具体化しましょう!
リラクゼーションセラピストの業務内容
- 施術(ボディケアやフットケア)
- 受付・お会計
- 電話対応
- ベッドメイク
- タオルや着替えをたたむ・補充する
- 店内清掃
- 店頭での声かけやチラシ配り
リラクゼーションサロンによって細かな業務の違いはありますが、どのサロンでもやっているであろう業務が上記リストのものです。
飲食店はキッチンとフロアで働くスペースと業務を分けていますが、リラクゼーションサロンでは働くスペースも業務も皆同じです。
基本的にはご案内~施術~お見送りの流れを1人で行います。
リラクゼーションセラピストの仕事の特徴
次にリラクゼーションセラピストの仕事を実際にしてみて感じた特徴をお伝えします。
立っている時間がとても長い
施術で首元や足裏をほぐすときやヒアリングをするときは座ったり、たち膝の姿勢になりますが、それ以外の時間はほぼ立ちっぱなしです。
前かがみの姿勢も多く、仕事を始めたばかりの頃は下半身や腰の疲れがすごかったです。
仕事に慣れた今でも下半身の疲れは感じやすいので、自分でストレッチをしたり、定期的にボディケアを受けに行っています。
トーク力よりも傾聴力が必要
「施術中お客様と会話が盛り上がるか不安」「何を話していいか分からない」と考えている人もいるかもしれません。
実際に仕事をしてみて感じるのは、リラクゼーションセラピストは話し上手ではなく聞き上手を目指すべきということです。
皆さんストレスが溜まっているとき仲の良い友達や家族に愚痴りまくったという経験が一度はあると思います。
話し終わった後スッキリした気分になりませんでしたか?
リラクゼーションサロンに来るお客様は心身共に疲れ、癒やしを求めご来店されます。
「不満や悩みを誰かに聞いてほしい」「仕事や学校とは関係ないくだらない話をしたい」など
話をしたくて来てくださる方も多いです。
セラピストがたくさん話してしまうとお客様は聞き役にならなくてはなりません。
愚痴や不満って吐き出す方はスッキリしますが、聞く方は結構大変ですよね?
私が以前他のリラクゼーションサロンに行ったとき、仕事の不満や愚痴をひたすら聞かされました。
その結果逆に目が冴えてしまい、まったくリラックスできなかった経験があります。
リラクゼーションセラピストはトーク力よりも傾聴力が必要な仕事です。
協調性が必要
リラクゼーションセラピストはお客様と1対1で接する仕事ですが、リラクゼーションサロンには複数のスタッフがおり、協力して受付やベッドメイクを行います。
忙しい週末などはスタッフ同士が連携をとり、動いていく必要があります。
連続して施術をするスタッフのフォローや電話対応、タオルの補充など自分のためでなく他のスタッフやお店全体のためにやるべきことを考え、動く必要がある仕事です。
協調性がない人がいるとお店全体の雰囲気が悪くなります。
お客様をお待たせしてご迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
「自分だけでなく、お店やみんなのためにも頑張りたい」と思える人はリラクゼーションセラピストの仕事を楽しみながらできると思います。
「リラクゼーションセラピストに転職して良かった!」と思ったこと
施術を中心に様々な業務を行うリラクゼーションセラピスト。
IT業界・事務職というまったく違う仕事から転職した私が感じた、セラピストの仕事の良さをお伝えします!
お客様から「ありがとう」の言葉をいただける機会がとても多い
一番「この仕事をしていて良かった」と思う瞬間はお客様に感謝していただけたときです。
特に身体の強い痛みや疲れに悩んでいらっしゃったお客様に施術後
「すごい!全然違う!!本当にありがとうございます!!!!」と言っていただけたときは
たまらなく嬉しいです♪
私の以前の仕事は対面でのコミュニケーションが極端に少なく、「ありがとう」という言葉をいただく機会はメールの文面や電話口がほとんどでした。
本当に感謝して言ってくださった言葉ですし、その「ありがとう」もとても嬉しかったです。
ですが、本当に感謝しているということが表情やしぐさから伝わってくる直接言われる「ありがとう」の嬉しさは格別だとこの仕事に転職して感じました。
お客様と関わる機会の少ない仕事をされている方なら、一度は
「私がやっている仕事って本当に役立っているのかな。。必要とされているのかな。」
と思ったことがあるはずです。
私は前の仕事をしているとき、ずっとそんな感情を抱えながら仕事をしていました。
セラピストとして働き始めた最初の月はお客様から「ありがとう」と言われるたび
心の中でスラムダンクの陸南の福ちゃんみたいに「もっとホメてくれ!!!」となってました(笑)
褒められるっていくつになっても嬉しいものですよね!
リラクゼーションセラピストは自己有用感(自分は誰かの役に立っているという感覚)が高まりやすい仕事だと思います。
「もっとお客様と関わる機会が多い仕事をしたい」
「自分が努力すれば、ありがとうの言葉がたくさんもらえる仕事がしたい」
そんな風に思っている方に、リラクゼーションセラピストの仕事はピッタリだと思います。
癒やし効果を得られ、心の安定につながる
施術中にお客様から
「この仕事は大変でしょ~?」
「ほぐしてもらう方は楽だけどほぐす方のあなたはヘトヘトになっちゃうよね?」
と言われることがよくあります。
確かに体力仕事ですし、施術が連続したりすると疲労感は強くなります。
ですが、ほぐしているリラクゼーションセラピストもボディケアをすることによって癒やされているんです!
私が感じている施術中の癒やし効果は2つです。
1つ目は人の身体に触れることによる癒やし効果です。
人は親しい人や心が許せる人に触れると、幸せホルモンであるオキシトシンを分泌します。
「やっぱり機械のマッサージと全然違う~!」とおっしゃるお客様がいますが、
これはセラピストの技術力の他に、触れられることでリラックス効果が高まり、より気持ちいいと感じているためだと考えられます。
NHKのためしてガッテン!でも身体に触れること(タッチケア)による効果が紹介されていました。
痛み&認知症に効く!「癒やしホルモン」の驚きパワー|NHK ガッテン!
2つ目はリラクゼーションスペースによる癒やし効果です。
リラクゼーションサロンの多くはお客様が癒やしを感じられる空間作りをしています。
穏やかなメロディのBGMやアロマを焚いているお店が多いでしょう。
セラピストは施術は身体を動かしハードなときもありますが、癒やしを感じやすい職場環境のため
仕事中穏やかな気持ちで過ごせることが多いです。
肉体労働なので運動量・筋肉量が増える
ガチガチの身体をほぐす施術では体力を使います。
私は仕事の初日2人の施術でヘトヘトになり、その日の夜はベッドに倒れ込み何もできませんでした(笑)
その日は「こんなんでこれからやっていけるのだろうか…」と不安になった記憶があります。
でも人は慣れるもので体力もつき、疲れないほぐし方でできるようになると1日5人、6人施術ができるようになっていきます。
私はこの仕事を始めて半年で3kg痩せました!!!
(それまでぽっちゃり体型でデスクワーク、運動習慣なし、食べるの大好きだったので良い結果を得やすかったのかもですが。。)
背筋やおなかまわりに筋肉がつき、ボディラインがスッキリした気がします♪
身体に関する知識が増え、健康意識が高まる
施術中にお客様から身体のことについてたくさん質問されます。
「肩こり解消に効果があるストレッチはありませんか?」
「こういうときは患部を温めた方がいいの?それとも冷やした方がいいの?」
最初の頃は施術のやり方は覚えたけど身体に関する知識が乏しいので、質問にビクビクしてはぐらかして会話を乗り切ることがあるかもしれません。
リラクゼーションセラピスト自身も身体をほぐす中で様々な疑問が出てくるので、多くの人がネットで情報を探したり、本を読んだり、研修に参加したりして身体に関する知識を増やしていきます。
知識が増えてくると自分自身が疲れを感じたときにストレッチをしたり、歩く量を増やしたりと健康になるために生活習慣を変えていきます。
より良いリラクゼーションセラピストになるために努力することが自分自身の健康な身体作りにつながるのです。
大切な人の身体をほぐしてあげられる
ボディケアで家族や恋人、友人の疲れを取ってあげることができるのはリラクゼーションセラピストになって良かったな~と強く思う瞬間の1つです。
身近で大切な存在である人を癒やし、喜んでもらえるのはとても嬉しいことです。
例えリラクゼーションセラピストを辞めたとしても身体をほぐす技術は残るため、これからずっと身近な人にボディケアをしてあげることができます。
「リラクゼーションセラピストに転職してシンドイ。。」と感じてしまったこと
どの仕事にも良い面もあれば悪い面もあります。
求人情報には基本的に良いことしか書いていないから、苦労するであろうことを想像するのは難しいですよね。
リラクゼーションセラピストとして働く中で「シンドイ。。」と感じていることをお伝えします。
指や腰が痛くなりやすい
特にリラクゼーションセラピストとして働き始めた頃は身体の使い方がよく分かっておらず、腕や指に変な力が入った状態で施術をしてしまうケースが多いです。
そのような状態が続くと親指や手首に痛みを感じるようになります。
また中腰の体勢が長く、お客様の足を持ち上げたり、伸ばしたりすることも多いため施術中は腰に大きな負担がかかります。
この仕事は身体への負担が大きいです。
私の職場にも指が腱鞘炎になったり、腰のヘルニアになって辞めたスタッフがいます。
身体への負担が大きいからこそ、自分自身も身体をほぐしてもらう機会を定期的に作ったり、ストレッチをこまめにする必要があります。
自分自身のケアを怠ると身体を壊してリラクゼーションセラピストの仕事ができなくなってしまう可能性があることを覚えておきましょう。
給料が安い
これは多くのリラクゼーションセラピストが不満に感じている点だと思います。
リラクゼーションサロンは歩合制と給料制のところがあります。
歩合制の場合、お客様を施術する機会が少なければ給料はとても低いです。
給料制は安定はしていますが、特別な技術を必要とする仕事にもかかわらず、時給や月給は低いのが現状です。
コロナウイルスによる緊急事態宣言のときのように、お店が休業すれば給料は最悪0になります。
セラピストの仕事の平均年収は365万円!/平均時給は1,017円!|求人ボックス 給料ナビ
スタッフ同士で話をしていると「この仕事自体は好きなんだけどね~給料がね~」みたいな会話によくなります。
実際、給料の低さを理由に転職する方もいます。指名数が増えてくれば給料は上がっていきますが、働き始めはみんな給料が低いです。
給料の低さを我慢できるか、給料が低くても楽しさとやりがいを感じられる仕事がしたいかをよく考えてから転職することをおすすめします。
土日休み、長期休暇が取りにくい
リラクゼーション業界だけでなく、サービス業は世の中の人がお休みの日=忙しい日です。
そのため、基本的には土日祝は仕事になります。
「友達や恋人となかなか予定が合わず会えない」「家族とゆっくり過ごせない」という悩みはずっと抱えていくことになります。
また指名のお客様が増えてくると土日以外にも絶対出勤しなければいけない曜日が出てきます。
そうなってくると「有給休暇を使って1週間休み♪」なんて休みの取り方はできなくなってくるんです。
お店のスタッフ数に余裕があり、指名のお客様と日程調整がうまくできれば可能かもしれませんが、長期休みを取れる環境にいるリラクゼーションセラピストは少ないと思います。
【転職成功の可能性大!】リラクゼーションセラピストに向いている3つのタイプ
長年リラクゼーションセラピストをしている人や向上心を持って楽しそうに仕事をしている人には共通点があると感じています。
これからリラクゼーションセラピストに向いている3つのタイプをご紹介します。
「自分そうかも!」と思うものがあれば、リラクゼーションセラピストの仕事が合っている可能性大!!!
1対1のコミュニケーションが好き・得意な人
リラクゼーションセラピストがお客様と関わるときはペアやグループのお客様を除き1対1です。
近距離でお話をし、お身体のお悩みや普段の生活のことまでたくさんの事をお伺いし、施術をしていきます。
私は大勢の人の前で話すのが苦手なのですが、昔から1対1のコミュニケーションが好きでした。そのため、この仕事はやっていてとても心地よく、楽しいです。
学生時代のアルバイトでも一番楽しかったのは家庭教師の仕事。同じ学習指導ですが、グループを指導する学習塾での仕事は苦手で少しストレスを感じていました。
1対1の会話だとお客様のことを深く知ることができ、お一人お一人に合った施術やアドバイスが可能です。
「大人数より少人数や1対1の会話が得意」「それぞれのお客様に合ったサービスを提供したい」と感じている方はリラクゼーションセラピストの仕事を楽しめると思います。
向上心が強く、勤勉な人
リラクゼーションセラピストとして活躍していくためには技術向上と知識をつけるための勉強を継続していくことが不可欠です。
入店時にどこのリラクゼーションサロンでも研修を受けて基本の手技を覚えます。そして講師や先輩スタッフからOKがもらえれば、現場でリラクゼーションセラピストとして仕事をしていきます。
入店直後はほぐす手順は分かるけど、身体の仕組みやお疲れに合わせた施術内容のカスタマイズは難しい状態です。
私が働くサロンで最も指名数が多いリラクゼーションセラピストは勤続年数が長いにも関わらず、勉強を誰よりもしています。
身体の細かな筋肉や作用、肩こりや腰痛の原因になりやすい筋肉や生活習慣を深く理解できていれば、お疲れ改善に効果のあるボディケアをすることができ、お客様の満足度がアップします。
リラクゼーションセラピストは国家資格を必要とせず、各店舗が定める基準を満たせば誰でもなることができる職業です。
そのため、本人の努力によって技術やアドバイスのレベルが大きく変わってきます。
「歴が長いから上手、歴が短いから下手」とは一概には言えないのです。
これは他の仕事でも同じことが言えるかもしれません。
学び続け自分のスキルを上げていけば、指名のお客様は自然と増えていきます。
逆に何も努力せずに日々の施術をこなしているだけだと指名数や個人の売り上げを伸ばすことは難しいです。
「スキル向上のために努力を続けていきたい」
「ボディケアだけでなく、アロマやカウンセリングなどリラクゼーション全般に興味がある」
このように感じている人はリラクゼーションセラピストに向いています。
協調性のある人
お客様と関わるときは1対1だとお伝えしましたが、店舗の運営をスムーズに行うためにはスタッフのチームワークがとても重要です。
忙しいときは手の空いているスタッフにベッドメイクや次のお客様の受付を代わりにやってもらうことが多々あります。
私も手が空いているときはお店や他のスタッフのために仕事をします。
幸い私の働くお店のスタッフはみんな優しく協調性のある人ばかりなのですが、他のお店で働く人から「自分が施術に入っているときに手が空いているスタッフが受付や電話対応をしてくれなくて困る」という話を聞いたことがあります。
「自分の売り上げ・指名だけ増えればそれでいい」という考えで仕事をする人がいるとお店の雰囲気が悪くなりますし、スムーズなご案内ができなくなります。
「自分のことだけでなく、他のスタッフやお店の売り上げを伸ばすために貢献したい」
「施術以外のときもお客様にストレスを感じさせず、ゆったりと過ごしていただけるよう努力したい」
そんな風に思う人は施術以外の時間も楽しく仕事ができると思います。
【実体験】リラクゼーションセラピストに転職するまでの流れ
この記事を読んでいる人の中には下記のように思っている人がいると思います。
「リラクゼーションセラピストに転職したいけど、転職活動の進め方が分からない」
「未経験だから就職先が見つかるか不安」
私の転職活動の流れとやって良かったこと、やる必要がなかったことをお伝えします。
実際に転職活動の進め方を決める際に参考にしてみてください!
リラクゼーションセラピストへの転職の流れ
私の転職活動は以下の流れです。
- 学校に3ヶ月通い、ボディケアとフットケアの基礎を学ぶ
- 学校の就職担当者と面談し、希望に合うお店を紹介してもらう
- 2社の面接を受ける
- 面接を受けたうちの1社を選び、オーナーさんとの2次面接を行う
- 内定
【技術習得】学校でボディケアとフットケアの基礎を学ぶ
私は未経験からの転職だったので、この仕事が自分に合っているのか、楽しくできるのか不安でした。
なので就職先を探す前にまずボディケアとフットケア(リフレクソロジー)の基礎が学べる学校に3ヶ月程通いました。
学校は色々あるのですが、私は「自分のペースで好きな曜日・時間帯で授業が受けられる」「少人数グループで技術指導が受けられる」学校を選んで通いました。
私の場合はボディケアとフットケアの基本コースを卒業するのに3ヶ月かかりましたが、詰め込めばもっと短期間で卒業できます。
学校では筋肉や骨の名前、施術する上での注意点、施術時の身体の使い方等を学ぶことができました。
【転職先候補の選定】学校の就職担当者に希望に合うお店を紹介してもらう
学校の授業を通して「楽しいな♪」「この仕事やっていけそう!」と感じたため、コース修了後に就職担当の方に希望を伝え、転職先候補を3つ紹介していただきました。
学校の就職担当の方はチェーン店から個人店まで雇用形態やお店の特徴を熟知されているので、的確なアドバイスをいただくことができ、疑問や不安な点も相談することができました。
【面接①】2社の面接を受ける
私は実際にお店の人から話を伺いたいと思い、紹介してもらった3つのお店の中で2つのお店の面接を受けました。
2社から面接合格をいただけたのですが、入店前研修のスケジュールやお店の雰囲気、サービス内容から今勤めている会社を選びました。
【面接②】店舗オーナーとの二次面接→内定!
私が勤務希望したお店がフランチャイズ店だったため、一次面接合格後に店舗オーナーと二次面接がありました。
二次面接も合格となり、就職先内定!
求人を探し始めてから転職先決定までにかかった期間は1ヶ月程度でした。
転職活動でやって良かったこと
私は学校に通っていた期間を含めると転職活動に4ヶ月半かかりました。
その期間にやった活動の中でやって良かった!と思うことを紹介します。
学校でボディケアの基礎を学んだこと
私の通った学校は講師1名に対して最大生徒4人。マンツーマンで授業を受けられたときもあったので、施術の不安な点を細かく何度もチェックしてもらえました。
入店前研修のとき、講師から施術時の身体の使い方を褒めてもらえることが多かったです。
研修も最短期間で終了することができました。
学校で正しい身体の使い方や解剖学の基礎を学んだおかげで、入店前研修で戸惑うことはほとんどありませんでした。
入店前研修は講師1人に対して大人数の生徒になる授業も多く、細かい手技の確認や質問をする時間がないことも多かったです。
入店前研修でなかなか講師からの合格がもらえず、研修が長期化したり、途中であきらめて辞めてしまう人もいます。
学校に通ったおかげで、入店前研修時に技術面の不安を感じることが少なく、研修スケジュールを予定通り進めることができました!
面接を受ける前に実際にお店やお店が入っている施設に行ったこと
求人票だけではお店のことってなかなか分からないですよね?
実際の雰囲気や施術を体感したいと思い、私は面接を受ける前にお店やお店が入っている施設に行きました。
「お店やスタッフの雰囲気」「手技の内容」「通勤時間がどれくらいかかるのか」などが分かるので、働くイメージが膨らみました。
面接の際も「実は先日お店の雰囲気が知りたくて施術を受けに行ったんです!」と言うと採用担当の方もオーナーも好感を持ってくれました。
転職活動でやる必要がなかったと思うこと
4ヶ月半の転職活動期間に「これはやらなくて良かったかも」と思うことが1つあります。
それは学校でフットケアのコースを受けたことです。
私は当初ボディケアの基礎コースのみ受講予定でしたが、「転職活動をする上でフットケアも出来た方が絶対有利ですよ!」と学校にごり押しされてフットケアのコースを追加で受けました。
フットケアのコースを終了するまでに1ヶ月弱かかったため、フットコースを追加で受けたことによって転職活動を本格スタートするのが遅くなってしまいました。
もちろんお金も追加で払っています。
ボディケアができることは店舗で働く上で必須ですが、フットケアについては「入店後働きながら研修を受けて技術習得してくれればいいよ~」というお店も多いです。
私が面接を受けて「フットケアもできるんだね!」と反応してもらえたところは1つもなかったです。
もちろん印象はいいと思いますが、追加でお金と時間をかけてまでコースを取るメリットはなかったと感じています。
私と同時期に入店前研修を受け、セラピストデビューをした人のほとんどがまったくの未経験でした。リラクゼーションサロン自体に行ったことがない人も多かったです。
面接を受けていて感じたのが、この業界の面接は人柄重視だなということ。
リラクゼーションセラピストの経験や学校に通っていたというのはプラスの印象にはなると思いますが、必須条件ではないです。
特に大手のチェーン店は人員や研修制度も充実しているため、経験者を必ずしも採用したい!とは考えていないようです。
逆に個人のサロンは人数的に余裕がなく、仕事の合間に技術指導をするため、即戦力を求めています。
小さなお店では接客業やリラクゼーションセラピストとしての経験がある人でないと内定をもらうのは難しいかもしれませんね。
リラクゼーションセラピストは収入や休みの面が厳しいが、やりがいを感じられる仕事!気になる人は転職活動をしてみよう!
リラクゼーションセラピストの仕事の特徴や仕事のメリット・デメリット、転職活動の流れなどを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
どの仕事にも良い面と悪い面があると思います。
この記事を読んでリラクゼーションセラピストの仕事が「やりがいを感じられる!」「楽しそう!」「自分に合っていそう!」と思えましたか?
もしそう思えたなら、求人を見たり、リラクゼーションサロンで施術を受けるなどしてリラクゼーションセラピストとして働くイメージを膨らませるのをオススメします。
実際にリラクゼーションセラピストが働く姿を見ることで、自分が働くイメージが膨らみ、リラクゼーションサロンごとの違いが分かるようになります。
イメージが具体化してきたら、学校でボディケアの基礎を学んだり、求人に応募するなど転職につながるアクションをしてみましょう。
あなたの転職活動の成功を心から願っています☆